創業当時のクレーン | 川崎でクレーンのご依頼なら常陸機工へ

query_builder 2021/07/13
20210813161944.jpg

10tトラッククレーン 

TS-100 昭和40年代に大活躍の機種


TS-100は常陸機工では昭和43年~昭和53年まで保有していたクレーンです。 昭和40年に多田野鉄工所が開発したクレーンで、8tクラスのトラックシャーシーにクレーンを架装しています。

20210813163557.jpg

ブームは12.5m+ジブ7.5m TS-100L 

メインブーム16m+ジブ8m


メインブームは12mしかありませんでした。今の10tラフターが23.5mですから、とても短いです。そのため今よりも頻繁にジブを使用したのでしょう。  その後TS-100Lというロングブームタイプが発売され、 メインブーム16m+ジブ8m=24mでジブを使用すれば、今の10tラフターと変わらない揚程をとることができました。

20210813164002.jpg

全長は9.895m(TMK68型)  

TD72型は9.535m


8tクラスのトラックの上にクレーンが架装されているのでとても長いです。今の小旋回の35tラフターとほぼ同じ長さです。  もちろん、マニュアルシフトに重いハンドル、タイヤは前輪しか切れませんので、10tといえど今のように狭い場所には入れません。  ギアが噛んでしまうと外れず動かないこともしばしば、ハンドルは立ち上がって回さないと回らないなんてこともあったそうです。

----------------------------------------------------------------------

常陸機工株式会社

住所:神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-6-11

----------------------------------------------------------------------