空中で張出せるジブとは?
 従来のラフタークレーンのジブの張出方法は、@ブームを地面と水平状態にする必要があり、ラフターの前方にジブを張り出すスペースが必要であることA背の高い脚立を使用しなければならないことB運転席から何度も昇り降りをしなければならないことなど、スペース面、安全面で、改良が長年望まれていました。
 2009年ついに潟^ダノがSACOjibを開発し、GR-250N-Uに採用、それに続き2010年に加藤製作所がEJIBを開発し、KR-25H-V7に採用した。
 どちらもブームを地面と水平にする必要がなく、空中でジブを張り出せるのが特徴。空中で張出せるため、道路を横断する狭い電線間などでもジブの使用が可能になった。 
タダノ「SACOjib」について
カトウ「EJIB」について